この記事でご紹介するIT業界へ転職のメリット・デメリットを読めば、IT業界未経験の方でも不安なく転職を進めることができます!
そこで、今回はIT企業で未経験からシステムエンジニアとして働くメリット・デメリットをご説明いたします。
まずは、デメリットを3つ、続いてメリットを5つご説明します。
未経験からシステムエンジニアとして働くデメリット
これから、システムエンジニアとして働くことを考えている人は、参考にしてみてください。
1.パソコンに抵抗がある人は苦労する
2.納期や締切が厳しい
3.専門学生から勉強してる人には勝てない
デメリット1.パソコンに抵抗がある人は苦労する
1つ目のデメリットは、パソコン操作に抵抗がある方は、未経験でIT企業へ入社しても覚えるのに苦労します。
SEやプログラマーは、パソコンに「この動作をしろ!」と指示を出すときに、開発言語というものを使って指示を作っていきます。
例えば、ここにボタンを作って、ボタンを押すと別のページに飛ばす。という今ではどこのWEBサイトでも当たり前の操作ですが、これも開発言語を使用し、指示を出しています。
この開発言語は最初、呪文のように見えると思いますが、システムエンジニアとして働く方はどんな指示を出しているかすぐに分かります。このように、ソフトウェア上やWEB上で「こうやって動かしたい」という為に、開発で使う言語を覚えていく必要があリます。
これを入社後、理解するまでトレーニングを行いますので、パソコンアレルギーの方は覚えるのに時間が掛かります。
デメリット2.納期や締切が厳しい
システムエンジニアがシステムを開発する時には必ず「納期」があります。
この納期までに、枠組みを作ってメインのコンテンツを入れて動作テストして納品となります。プロジェクトによっては、1週間で仕上げるものや、数年掛けて完成させるものまで様々です。
基本的に納期は厳守ですので、締切の日までに作業内容を細かく分けて逆算していき、仕上げていかなくてはいけません。
スケジュール管理と技術のスピードを考慮して進めていく必要があります。
デメリット 3.学生の頃から勉強してる人には勝てない
情報系の専門学校を卒業している人は学生の頃からスキルを磨いていますので、社会人から勉強始めた方と比べるとどうしても差が生じてしまいます。
学生からずっとエンジニアの勉強をしている方に追いつくのには、同じ時間で倍以上学習する必要があるので大変です。
しかし、未経験からエンジニアを目指す場合、多くはその企業で活かせる内容を学ぶので、企業で特化した技術を勉強できるメリットもあります。
未経験からエンジニアで働くメリット5つ
今度は未経験からエンジニアとして働くメリットを5つ紹介します。
今の環境からどのように良くなるのか比較しながら検討してみてください。
1.エンジニアの需要は急増している
2.好きな場所で仕事ができる
3.勉強しながらも給料が出る
4.営業トークが苦手でも仕事ができる
5. 手に職で将来は独立も目指せる
メリット 1.エンジニアの需要は急増している
今転職市場では、エンジニアは危機的に不足しています。
平成31年4月に発表された経済産業省の「IT人材需給に関する調査(概要)」によると、2016年から2030年にかけて、IT人材は中位シナリオで約45万人が不足すると予想されています。
IT企業の増加や、AIの需要が増え続けていることも要因だと考えられます。
今やIT企業は、未経験の募集を掛けています。
なぜなら、IT企業は、自社で未経験の方でもを採用し育成することで、人材不足を解決しようとする動きが見受けられるためです。
今後もこのような動きは増えると考えています。
メリット 2.好きな場所で仕事ができる
エンジニアとして働くメリットには、PCとネット環境があればどこでも仕事ができるというところ。
今やIT企業の多くは、フリーアドレス制度を導入したり、入社後研修を終えた人であればリモートワークをさせたりして、より生産性の高い場所で働くことが認められています。
営業とは違い問い合わせの電話に対応する必要もなく、パソコンとネット環境だけで仕事ができるのはエンジニアならではの働き方となっていますね。
メリット3.勉強しながらも給料が出る
未経験でエンジニアの勉強をしながら毎月給料が貰えるのもは、エンジニアならではです。
会社は未経験でもエンジニアの人材不足を解決するために、先行投資として未経験でも採用して成長してもらう環境を提供してくれています。
本来ならば自分でスクールへ通いながらスキルアップするところですが、費用も時間も掛かってしまいます。
生活水準を下げることなく、働きながらエンジニアのスキルを磨けることは大きなメリットですね!
メリット 4.営業トークが苦手でも仕事ができる
エンジニアとして働くということは、商品を売ってくる必要はありません。(セールスエンジニアという職種も存在します。)
つまり、「このシステムを何本売ってこい!」「今月は数字が足りないぞ!」と数字に対してガミガミ言われる事が無いです。
私がキャリアコンサルタントをしていた頃は、営業→エンジニアを目指す方が多かったです。
メリット 5. 手に職で将来は独立も目指せる
エンジニアは技術職で、他の人にはできないスキルを持つこととなります。
自分のスキルが向上してきて、仕事の流れを分かってきたときには、独立して開業することも視野に入れることができます。
その頃には、他のシステム会社と連携したり、カスタマー対応したりして見込み顧客との関係性を築いて行くことで、将来開業した時に声をかけてもらえる可能性大です。
将来独立を考えている方は、エンジニアを選択して将来をイメージすることをオススメします。
まとめ:未経験からエンジニアはオススメできる仕事!
エンジニアの仕事は今後伸びる業界は間違いありません。
転職市場でもエンジニアの求人は増え続けています。
未経験でエンジニア職を募集している求人を見かけた場合は、求人内容をよく確認し、早めに応募することをオススメします。
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